皮膚科 皮膚科専門医試験対策

令和7(2025)年度 皮膚科専門医試験 過去問 解答解説 選択問題1〜30

2026年4月11日

2025-Specialist-1

日本皮膚科学会 皮膚科専門医試験 令和7(2025)年度解答解説を作成しました

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※正式な解答は公表されていないので、筆者が考える解答をここでは記載しています


令和7年度(2025年度) 皮膚科専門医試験 過去問 解答解説 選択問題 1〜30

選択問題1:解答 5

偏食のある男性で出血傾向や全身倦怠感が見られている

ビタミンC欠乏症である壊血病を考える→5

壊血病(ビタミンC欠乏)

ビタミンCは膠原線維合成に重要なため、欠乏で血管脆弱化(→紫斑や歯肉出血)をきたす

毛孔一致性の角化や全身倦怠感、脱毛なども症状の一つ

なおビタミンCは三価鉄(Fe3+)を二価鉄(Fe2+)に還元し、吸収を促進する作用もある。つまり欠乏で貧血になりやすい(もちろん出血による喪失もある)

  • 1. 鉄:欠乏で貧血をきたすが、"小球性"貧血となる※。皮膚症状では匙状爪や舌炎・口角炎が見られる(Plummer-Vinson症候群)
  • 2. 亜鉛:欠乏症は下痢・皮膚炎・脱毛が3主徴。四肢末端や開口部の皮膚炎が特徴
  • 3. ビオチン:欠乏で亜鉛欠乏症に類似した顔面間擦部の湿疹病変をきたす
  • 4. ナイアシン(ニコチン酸):欠乏でペラグラをきたし、皮膚炎を含む3つのD*を生じる。皮膚炎は光線過敏症の形態をとるため遮光が有効
  • 5. アスコルビン酸(ビタミンC):出血傾向をきたすのが特徴で、歴史的には長期間の航海で問題となった

※正球性貧血は腎性貧血や溶血性貧血などで見られる

*3つのD = dermatitis(皮膚炎), diarrhea(下痢), dementia(認知症)

  • 参考書籍:あたらしい皮膚科学 第3版 p328(5)/373(1)/323(2)/327(3・4)
  • 参考書籍:皮膚科学 第11版 p243・478(5)/780(1)/470(2)/479(3・4)

関連問題

選択問題2:解答 3

胸部の有茎性腫瘍で、組織像から疾患を推察する

紡錘形細胞や膠原線維の増殖がみられ、間質では肥満細胞浸潤が目立つことから神経線維腫を考える→3

2020-Neurofibroma
病理コア画像より引用
  • 1. Soft fibroma(軟性線維腫):アクロコルドンの大きなものを指す。組織学的に膠原線維の増生が主体で、細胞成分には乏しい
  • 2. Schwanoma(神経鞘腫):組織学的にはAntoni A領域/B領域に分けられ、柵状に腫瘍細胞の核が並ぶ領域と細胞質が交互に配列するverocay bodyと呼ばれる構造が特徴
  • 3. Neurofibroma(神経線維腫):NF1で多発する腫瘍で、細い膠原線維の錯綜と肥満細胞浸潤が特徴。免疫染色ではS-100やCD34EMA陽性となる
  • 4. Dermatofibroma(皮膚線維腫):組織像は様々だが、基本的には膠原線維・紡錘形細胞の増生や基底層のメラニン沈着が特徴
  • 5. Melanocytic nevus. Unna Type(Unna母斑):色素性母斑の一種で、体幹に生じて有茎性のもの。"色素性"なので基本はメラニン+だが、真皮深層へ向かうほどメラニン産生が低下しSchwann細胞に類似した外観へ変化する現象(maturation)が見られる

※臨床的に褐色調にとなりダーモスコピーでも色素ネットワークとしてみえる

関連問題

選択問題3:解答 2

若年女性で紫外線曝露後、露光部に皮疹が出現している

UVA/UVBに対するMRD/MED低下はなく、可視光線でも皮疹出現が見られないことから多形日光疹を考える→2

日本人でのMED*は50〜100mJ/cm2、MRDは10〜15J/cm2とされる

*MED = 最小紅斑量 (minimal erythema dose)

多形日光疹

内因性光線過敏症の一つで、若年女性に好発する

高齢男性に好発する慢性光線性皮膚炎と対比させて考えると理解しやすい

 好発年齢・性別部位皮疹MED/MRD
慢性光線性皮膚炎中年以上の男性頚部苔癬化局面著明に低下/低下することがある
多形日光疹10〜20歳代の女性前腕丘疹いずれも正常※

※UVAやUVBの反復照射で皮疹が再現できることがある

  • 1. 日光蕁麻疹:日光曝露後にじんま疹を生じる(本例は皮疹の性状が異なる)。また日光蕁麻疹は可視光が原因のことが多い
  • 2. 多形日光疹:若年女性に好発する光線過敏症で、薬剤歴もなく検査所見も正常なことから最も疑わしい
  • 3. 色素性乾皮症:遺伝性高発がん疾患で、MED低下が見られないC/E/V型と、それ以外に大別される。小児期〜雀卵斑様色素斑や色素脱失が混在して見られることが多い
  • 4. 慢性光線性皮膚炎:中年男性に好発し、MEDの低下が特徴
  • 5. 全身性エリテマトーデス:若年女性で光線過敏症をきたす疾患だが、抗核抗体・抗DNA抗体陰性である点や採血での汎血球減少・全身症状等が見られないことから積極的には考えづらい
  • 参考書籍:あたらしい皮膚科学 第3版 p233(2・4)/232(1)/234(3)/191(5)
  • 参考書籍:皮膚科学 第11版 p277(2)/279(1・3)/278(4)/420(5)

関連問題

選択問題4:解答 1

慢性特発性蕁麻疹に対するオマリズマブ(ゾレア®)投与について

自己注射可能→1

  • 1. 慢性特発性じんま疹と気管支喘息に対しては自己注射可能(2021/8〜)。なお季節性アレルギー性鼻炎に対しては不可能なので注意
  • 2. 投与に伴ってIgEの消失半減期が延長し、血清中総IgE濃度が"上昇"する
  • 3. 慢性特発性じんま疹では、300mg 4週間間隔での投与となる。気管支喘息と季節性アレルギー性鼻炎では血清IgE値および体重に応じて投与量と頻度が決定される
  • 4. 12週間使用しても効果が認められない場合には、漫然と投与を続けないよう注意する。初回で諦めるのは早い
  • 5. 抗ヒスタミンH1受容体拮抗薬の増量等を行っても難治の場合に"追加して投与"することが注意点として記載されている

関連問題

選択問題5:解答 3

腎盂癌に対してエンホルツマブ ベドチン(パドセブ®, 以下EV)を投与後5日で紅斑が見られ、組織学的には表皮内で異常角化細胞が見られる

同薬剤では表皮剥離などSJS/TEN様皮疹が見られるが、アレルギー性機序ではないとされる→3

  • 1. 皮膚反応は特に投与開始1サイクル目に多く認められ、発現までの中央値は0.46ヶ月と投与早期に出現しやすい
  • 2. 1からもわかるように非アレルギー性の機序で※、EVの標的であるNectin-4が表皮細胞にも発現するため直接的な表皮障害が生じるとされる。中毒性表皮壊死症の診断基準(2025)でも、「細胞障害性抗がん剤の薬理作用による皮膚障害」が除外基準として追加された
  • 3. 重症例の病理組織では表皮角化壊死が見られ、SJS/TENに類似する場合がある
  • 4. 臨床的に表皮剥離が見られることがあるが(TEN様皮疹)、安易にSJS/TENと診断して副腎皮質ステロイドや免疫抑制剤の全身投与を行うことは避け支持療法(副腎皮質ステロイド外用、抗ヒスタミン薬内服など)を行う
  • 5. EVは抗Nectin-4抗体と、微小管重合阻害薬であるモノメチルアウリスタチンE(MMAE) の結合体

※アレルギー性機序の場合は感作が成立する必要があるので、初回投与から生じることは一般的ではない

選択問題6:解答 2

Stevens-Johnson症候群(SJS)についての出題

肺障害は回復期にも生じることがある→2

  • 1. SJSの致死率は"約3〜5%"、TENの場合は20〜30%とされる
  • 2. 急性期の肺炎のほか、発症1〜2ヶ月後の回復期に肺合併症である閉塞性細気管支炎が生じることがある
  • 3. SJS診断基準における副所見に「紅斑は"顔面, 頚部, 体幹優位"に全身性に分布する」が含まれる。一方EM major(多形紅斑重症型)では四肢優位に分布するとされる
  • 4. 爪甲脱落や爪甲変形が後遺症として生じる場合があるが、皮膚びらん面積に相関するとまでは言いづらい→△
  • 5. SJS診断基準における参考所見に「200倍視野で10個以上の"表皮細胞(壊)死"を確認することが望ましい」が含まれる。clumping cell(多核の異常角化細胞)はBowen病などで見られる

選択肢4について。爪の脱落はSJSの8.3%、TENの48.8%に見られたという全国調査の結果もある(日皮会誌:121(1), 2467-2482, 2011)。当然TENのほうが皮膚びらん面積が広いので相関していると言えなくもないが、SJSのスペクトラム内で相関があるか(ex. びらん面積2%と9%で差があるのか)はなんとも言えない。また選択肢2は否定しようがないので、相対的に誤りと考えた

関連問題

選択問題7:解答 2

ネモリズマブ(ミチーガ®)をアトピー性皮膚炎に用いる場合、EASIスコア≧10が投与条件の一つ→2

EASI(eczema area and severity index)スコア

湿疹の面積と重症度を示すスコア

全身を頭部/頚・体幹・上肢・下肢の4箇所にわけ、皮膚所見(紅斑・浸潤/丘疹・掻破痕・苔癬化)の程度に応じて0〜3点でスコア化したものに病変面積に応じたスコアをかけて算出する

皮疹スコアは4項目x3点で12点がMaxで、面積スコアは90-100%の6点がMaxなので、両者をかけ合わせた72点が最高点となる

とくにアトピー性皮膚炎の重症度評価に用いられ、EASIスコアが一定値以上であることが投与条件となる薬剤(生物学的製剤およびJAK阻害薬)がある

一般名商品名ターゲットEASIスコア
デュピルマブデュピクセント®IL-4/1316以上※
トラロキヌマブアドトラーザ®IL-13
レブリキズマブイブグリース®IL-13
バリシチニブオルミエント®JAK1/JAK2
ウパダシチニブリンヴォック®JAK1
アブロシチニブサイバインコ®JAK1
ネモリズマブミチーガ®IL-31RA10以上

※顔面の広範囲に強い炎症を伴う皮疹を有する場合(目安として頭頚部のEASIスコア≧2.4)でも可

ネモリズマブは「アトピー性皮膚炎"に伴うそう痒"」が保険適用病名でEASIスコアの基準が低いが、その分かゆみスコアやNRSスコアの制限が課せられている。6〜13歳は後者のみ、13歳以上は両方を満たす必要がある

  • そう痒VAS≧50 or そう痒NRS≧5
  • かゆみスコア≧3

アトピー性皮膚炎の生物学的製剤やJAK阻害薬については下記も参照

230109-atopicdermatitis-biologics-jakinhibitor
アトピー性皮膚炎 サイトカインと生物学的製剤、JAK阻害薬について

続きを見る

関連問題

ネモリズマブ以外のBio/JAKiも近年頻出、詳細は上記カード内の記事参照

選択問題8:解答 2

腋窩に白色丘疹が見られ、組織学的にKossa染色で黒く染まる石灰沈着が見られることから弾性線維性仮性黄色腫(PXE)を考える

血管病変として間欠性跛行を合併することがある→1

  • 1. 皮膚症状・眼症状(網膜血管線条)・血管症状などが見られるが、腎症状は一般的ではない
  • 2. 心血管病変(末梢動脈病変)として間欠性跛行が含まれる
  • 3. "弾性線維"の変性がみられ、蛇行性穿孔性弾力線維症を合併することもある
  • 4. 皮膚病変に特別の治療法はないが、弛緩した皮膚の外科的切除が行われる場合もある
  • 5. mTOR阻害薬シロリムスゲルは結節性硬化症の血管線維腫に対して保険適用

関連問題

PXEは頻出なので関連問題は下記でまとめた

230413-pseudoxanthoma-elastica
弾性線維性仮性黄色腫 まとめ

続きを見る

選択問題9:解答 3

フィラグリンに関する出題

周辺帯(辺縁帯)は形成しない→3

※アトピー性皮膚炎ではIL-4やIL-13の影響でフィラグリン発現が低下することが病因とされる→治療薬としてデュピルマブ(IL-4/13をターゲットとした抗体製剤)等が用いられる

  • 参考書籍:あたらしい皮膚科学 第3版 p8-9(1・2・3・4)/119・268(5)
  • 参考書籍:皮膚科学 第11版 p6-7(1・2・3・4)/151・341(5)

関連問題

全体的に頻出の内容なので周辺知識も含めて学習がおすすめ

選択問題10:解答 1

手掌のダーモスコピー

白色の鱗屑に加えて画像左上で褐色調の二等辺三角形(虫体)が見られることから、疥癬を考える→1

  • 疥癬:鱗屑に加えて虫体があることが特徴。なお疥癬トンネルは通常白色に見えるが、縁の一部で黒色に見えることがある(gray-edged liine sign)
  • 手湿疹:鑑別疾患として重要だが鱗屑のみのはず。また慢性湿疹では鱗屑が黄色になる(yellow clods)
  • Bowen病:白色の鱗屑が見られるが、糸球体状血管(Glomerular vessels)などの血管構造を伴うことが多い
  • 扁平苔癬:顆粒層の楔状肥厚を反映したwickham線条(ダーモスコピーではwhitish striae)が見られる
  • 尋常性乾癬:白色の鱗屑と真皮乳頭部で拡張した毛細血管が特徴

関連問題

選択問題11:解答 2, 4

乾癬の生物学的製剤に関する出題

  • ビメキズマブ(ビンゼレックス®)はセクキヌマブ(コセンティクス®)より口腔カンジダ症のリスクが高い
  • Hbs抗原陰性でも、HBc抗体陽性の場合は既感染のためHBV再活性化リスクがある
  • 1. IL-17阻害薬は炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・Crohn病)の新規発症や併存する場合の増悪が報告されているが、"著しく増加させる"とまではいえない
  • 2. ビメキズマブはIL-17A/F双方を阻害し、IL-17A単独阻害のセクキヌマブより口腔カンジダ症の発現比率が高い(48週時点で19.3% vs 3.0%)。なおPASI100については61.7% vs 48.9%でビメキズマブの方が高い(直接比較試験)
  • 3. TNF阻害薬治療により"抗核抗体や抗dsDNA抗体"の陽性化、ループス様症候群が生じることがある。TNF阻害薬では多発性硬化症にも注意
  • 4. HBs抗原陰性でも、HBs抗体やHBc抗体のいずれかが陽性の場合はHBV再活性化によるde novo B型肝炎のリスクがある→HBV-DNAの測定が必要
  • 5. 潜在性結核疑い症例では、"生物学的製剤投与開始の3週間前から"イソニアジドの内服を開始する。通常6ヶ月間、免疫抑制状態の場合は9ヶ月間

関連問題(乾癬の生物学的製剤)

選択問題12:解答 2

1984年に報告された皮膚疾患に関する出題

erythroderma(紅皮症)様かつpapules(丘疹)がみられ、furrows on abdomen(腹部の皺)は保たれている(→deck-chair sign)という特徴から丘疹紅皮症を考える

報告者は太藤重夫→2

丘疹紅皮症(太藤)

高齢男性に好発する、苔癬状丘疹が融合して紅皮症をきたす疾患

腹部や腋窩など皺の部分を避けるdeck-chair signと呼ばれる所見が特徴的。末梢血中の好酸球上昇やTARC高値を伴い、デュピルマブが有効という報告もある

一部で内臓悪性腫瘍や悪性リンパ腫を合併するが、ステロイド外用内服に反応性がよく予後良好

関連問題

選択問題13:解答 1, 3

ヒトの正常表皮において基底膜付近に存在し、S100陽性となるのはLangerhans細胞

CD1aやCD207(langerin)にも陽性となる→1, 3

関連問題

選択問題14:解答 1, 2, 3

膿疱性乾癬(汎発型)に関する出題

  • 1. しばしば粘膜症状(地図状舌や口内炎)、関節炎を合併する。その他低Ca血症もみられる
  • 2. 妊娠に伴って発症する膿疱性乾癬の病型に疱疹状膿痂疹がある。妊婦のため治療選択肢が限られるが、顆粒球吸着除去療法は保険適用もあり比較的推奨度が高い
  • 3. IL-36は好中球由来のプロテアーゼにより切断され、活性化される。IL-36RN遺伝子の異常は尋常性乾癬が先行しない膿疱性乾癬の患者で多く見られる
  • 4. Kogoj海綿状膿疱は"表皮有棘層内で"見られる膿疱を指す。角層内〜直下のものはMunro微小膿瘍
  • 5. CARD14遺伝子の病的バリアントではCARD14の"機能亢進"が生じている。尋常性乾癬が先行する膿疱性乾癬や毛孔性紅色粃糠疹Ⅴ型で多く見られる

抗IL-36受容体抗体製剤であるスペソリマブ(スペビゴ®)は「膿疱性乾癬における急性症状の改善」に対して保険適用となっている。他のBio製剤と異なり点滴での投与であることに注意

関連問題

選択問題15:解答 5

常染色体性劣性(潜性)遺伝疾患の家系図を読み解く必要がある

対立遺伝子の優性形質をA、劣性形質をaとする

  • 1・2. ③は罹患者(黒丸●)を示しており、aaとなる。その両親である①・②は双方ともAa(保因者)となる
  • 3. P→は発端者(proband)、つまり家系の中で最初に遺伝的問題に気づく契機となった人物を指す
  • 4. Aaである①と②の子供は1/4でAA、2/4でAa、1/4でaaとなる。浸透率100%の疾患であるため、aaであれば発症している。ここで④は白丸(◯)であり発症していないことから、AAないしAaということになる。保因者Aaである確率は2/4÷(1/4 + 2/4) = 2/3
  • 5. ⑤は罹患者である母親(aa)と未発症者である父親との子供。ここで父親はAAであり※、その子供は必ずAaつまり保因者になる→"1/2で保因者"は誤り

※厳密に言うと父親がAaであれば、子供はAa or aaなので1/2の確率で保因者となる。ただ父親は母親家系と血縁関係がないので、有病率を考えればAAと推測するのが妥当

⑤のとなりの→のみ(Pなし)は遺伝カウンセリングや遺伝学的検査を希望するクライエントを指す

関連問題

選択問題16:解答 2

下腿のリベドで、組織学的に血管周囲での炎症細胞浸潤が見られる

EVG染色からは動脈を考えるので、皮膚動脈炎の診断となる→2

下腿の動静脈 EVG染色

下腿は立位による血液重力負担がかかるため、静脈でも通常の部分と比較して血管壁が厚くなりやすい。また静脈も弾性線維に富む血管壁を持つので、とくにHE染色では動脈と区別が難しい

下記のような点で鑑別するのが良いとされる

 動脈静脈
内弾性板均一で一層内膜側に弾性線維の形成像がみられ、内弾性板に類似
血管壁の弾性線維乏しい豊富
血管壁の平滑筋層隙間の少ない緊密な平滑筋層隙間の多い不規則な束状の平滑筋層

本例ではEVG染色で黒く染まる弾性線維が均一な円を描いており、動脈と考えられる

2024-EVGstain

参考文献 Figure4G/Hより EVG染色
左が血栓性静脈炎(=静脈)、右が皮膚型結節性多発動脈炎(=動脈)

  • 1. IgA血管炎:皮膚所見では浸潤を触れる紫斑(palpable purpura)が特徴で、組織では真皮浅層の血管炎(白血球破砕性血管炎:LCV)がみられる。蛍光抗体直接法において血管壁にIgAの沈着が見られる
  • 2. 皮膚動脈炎(皮膚型結節性多発動脈炎):結節性多発動脈炎(PN)のうち、皮膚症状のみのものを呼ぶ。皮膚所見としてはリベドをきたし、組織では真皮深層〜皮下組織での血管炎所見が特徴
  • 3. 血栓性静脈炎:静脈に血栓が形成され、炎症をきたすもの。ベーチェット病の皮膚病変としても知られる
  • 4. 蕁麻疹様血管炎:臨床像としては蕁麻疹様皮疹だが24時間以上持続することが特徴で、低補体血症を伴うことが多い。組織では真皮上層のLCVが見られる
  • 5. コレステロール結晶塞栓症:典型例ではカテーテル治療後に足趾先端の色調不良(blue toe)で発症し、腎障害を伴う。組織では白く抜けてみえるコレステロール結晶が特徴

関連問題

2024年は正答率15%と低めだった、いわゆるリベンジ問題。両者の画像を比較するとEVG染色での違いがわかりやすい

選択問題17:解答 2, 5

5ヶ月ほどの経過で生じた前腕の紅色局面で、一部潰瘍を伴いステロイド外用に対して不応性を示している

組織学的に肉芽腫形成が見られ、若年者であることから結核よりは非結核性抗酸菌症(NTM)を考えたい。皮膚での代表的な菌種はMycobacterium marinumM. chelonaeM. abscessusなど

  • 1. M. marinumの培養温度は25℃と低い(→治療では42℃程度の温熱療法が有効)。M. aviumのように37℃で発育する菌種も存在するが、43℃は高すぎる
  • 2. 土壌(M. chelonae)や水環境(M. marinum)への接触は感染源として重要。鑑別となりやすいスポロトリコーシスも土壌から感染する
  • 3. 肺で多いNTMはMAC症(M. avium complex)だが、皮膚領域では同菌による発症が減少傾向にある
  • 4. M. abscessusは亜種(subsp)によりマクロライドに対する感受性が異なるため、PCR等を用いた亜種同定が有用
  • 5. 治療が長期間に及びやすく、耐性菌を出現させないためクラリスロマイシンやリファンピシンなどを含めた多剤併用療法を行う

関連問題

選択問題18:解答 4

指定難病・難病医療費助成についての出題

  • 1. 指定難病は2026年1月現在348種類が指定されている
  • 2. 現在の制度では、医療費助成制度を利用しても一定の自己負担上限額が定められている※。また軽症だと医療費助成は受けられない
  • 3. 臨床調査個人票の記載には(協力)難病指定医になる必要があり、「診断又は治療に5年以上従事した経験があり、関係学会の専門医資格を有している or 一定の研修を修了している」ことが条件→初期研修修了のみでは記入できない
  • 4. マイナンバーを利用すると、申請に必要な課税情報等の書類(所得課税証明書など)を省略できる場合がある→◯
  • 5. 指定難病の制度は各自治体が行っているので、転居時は転入先の都道府県・指定都市に申請が必要

旧来の特定疾患(-2014年)では対象疾患が少ない代わりに審査をパスすれば医療費が全額公費負担(自己負担なし)となっていた。現在は「広く浅く補助する」仕組みに変わってきたともいえる

関連問題

選択問題19:1, 4

薬剤性過敏症症候群(DIHS)に関する出題

  • 1. DIHSは血清TARC*が初期から増加(4,000pg/mL以上)するため、TENやStevens-Johnson症候群との鑑別に有用で、2024/12-保険収載されている
  • 2. DIHSの治療法としてのステロイドパルス療法については、近年否定的な意見が主流
  • 3. 抗てんかん薬やDDS*、アロプリノール、ミノサイクリンなどが原因薬剤として挙げられる。Caブロッカーは一般的ではない
  • 4. 顔面の浮腫、口囲の紅色丘疹・小膿疱・小水疱・鱗屑形成は特徴的な皮膚症状として診断基準の参考所見に含まれる。眼囲蒼白も特徴とされる
  • 5. CMVの再活性化※チェックは血中pp65抗原(C7-HRP)が基本。抗体測定も行われることがあるが、その場合でも"IgM"

*TARC = thymus and activation-regulated chemokine, DDS = ジアフェニルスルホン

※CMV再活性化は治療開始約4〜6週頃で、発症2〜3週で見られるHHV-6再活性化より遅れて生じるというタイミングも重要

関連問題

選択問題20:解答 4

帯状疱疹ワクチンに関する出題

健康な成人では"50歳以上"が接種対象→4

  • 1. 組み換え型(不活化ワクチン)であるシングリックス®は2ヶ月間隔で2海の接種が必要
  • 2. 生ワクチンは小児の水痘ワクチンと同一
  • 3. 帯状疱疹発症の予防や帯状疱疹後神経痛抑制作用は、いずれも不活化ワクチンのほうが生ワクチンより有効性が高い
  • 4. 生ワクチン・不活化ワクチンともに健康成人は50歳以上が接種対象。なお不活化ワクチンは「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」に対しても接種可能
  • 5. JAK阻害薬内服中など免疫抑制状態の場合、生ワクチンは接種不可。不活化ワクチンは接種可能なのでこちらを選択する

関連問題

帯状疱疹ワクチンおよび関連問題は下記でまとめた

220527-herpeszoster-vaccine
帯状疱疹ワクチン 生ワクチンと不活化ワクチンの比較

続きを見る

選択問題21:解答 5

神経線維腫症(NF)やRASopathiesについて

RAS/MAPK経路の異常をきたす疾患をRASopathy(RASopathies)と呼び、カフェオレ斑など症状のオーバーラップが見られる。NF1やLEOPARD症候群、Legius症候群などが該当

  • 1. NF1はRASopathiesの代表的疾患だが、NF2は含まれない
  • 2. NF2では"神経鞘腫"が両側聴神経や皮膚に生じるが、NF1のような神経線維腫やカフェオレ斑の多発は見られない
  • 3. Legius症候群はRASopathiesに含まれ、カフェオレ斑の多発が見られるが神経線維腫などの腫瘍性病変が欠如する。NF5はNF1のモザイクにより生じ、カフェオレ斑と神経線維腫が限局して多発する
  • 4. RASopathisではカフェオレ斑を認めることが多い
  • 5. NF1のカフェオレ斑に対してハイドロキノンなどの外用薬は明らかな効果はない。レーザーを用いた治療が有効な場合がある(保険適用を有する)が、効果は一律ではない

上記よりすべて誤り→5

関連問題

選択問題22:解答 5

乳房外パジェット病(EMPD)に関する出題

  • 1. 根治切除不能な転移例に対しては全身薬物療法を行うことが提案されている(2D)。具体的にはDTXやlow dose FPなどだが、現状保険適用はない。「根治切除不能な進行・再発の上皮系皮膚悪性腫瘍」という括りでニボルマブは保険承認されている
  • 2. 原発巣の根治切除を行う場合、マッピング生検を行うことが提案されている(2D)。とくに境界不明瞭な場合の腫瘍範囲決定に有効
  • 3. 原発巣の真皮内浸潤が疑われる場合は、センチネルリンパ節生検を行うことが提案されている(2D)。メラノーマ等とならんで保険適用されている
  • 4. 根治切除可能だが手術療法が行えない場合、原発巣に対して放射線療法を行うことが提案されている(2D)
  • 5. 骨盤内に及ぶ複数個の領域リンパ節転移が疑われる症例に対するリンパ節郭清の有効性は"不明"(D)

カッコ内はガイドラインにおける推奨の強さとエビデンスレベル

*DTX = ドセタキセル, FP = 5-FU + シスプラチン(CDDP)

  • 参考書籍:あたらしい皮膚科学 第3版 p456(1・2)
  • 参考書籍:皮膚科学 第11版 p650(1・2・3)
  • 参考:皮膚がん診療ガイドライン第4版 乳房外パジェット病診療ガイドライン2025 日皮会誌:135(1), 1-36, 2025のp31(1)/16(2)/19(3)/22(4)/26(5)

関連問題

選択問題23:解答 5

遺伝カウンセリングについての出題

血縁者への開示は担当カウンセラーや担当医の独断で行うべきではない→5

  • 1. 被験者は自身が遺伝性疾患であるかどうかという結果を「知る権利」および「知らないでいる権利」の双方を有している。"変えようがないものなので知らないほうが良い"というような考えも尊重されるべき
  • 2・3. 来談者とのラポール形成やリスク評価を含めた情報収集は重要
  • 4. 遺伝カウンセリングにおいては医療者の意見を"薦める"ような説明は適切ではないので、非指示性の説明を心がける
  • 5. 血縁者への開示は慎重に判断する必要がある

ガイドラインでは血縁者への開示について以下のように記載されている

遺伝学的検査で得られた個人の遺伝情報は、すべての医療情報と同様に、守秘義務の対象であり、被験者の同意なく血縁者を含む第三者に開示すべきではない。

但し、被験者の診断結果が血縁者の健康管理に役立ち、その情報なしには有効な予防や治療に結びつけることができないと考えられる場合には、血縁者等に開示することも考慮される。その際、被験者本人の同意を得たのちに血縁者等に開示することが原則である。例外的に、被験者の同意が得られない状況下であっても血縁者の不利益を防止する観点から血縁者等への結果開示を考慮する場合がありうる。この場合の血縁者等への開示については、担当する医師の単独の判断ではなく、倫理カンファレンスや当該医療機関の倫理委員会に諮るなどの対応が必要である。

(下線は筆者強調)

関連問題

選択問題24:解答 2

乳児血管腫(いちご状血管腫)に関する出題

免疫染色ではGLUT1陽性となることが特徴→2

  • 1. 生後数年〜学童期までに自然消退するが、"瘢痕を残す"。従来は経過観察(wait and see)が主流だったが、近年は整容面や治療法の発達もあり積極的な治療が行われることが増えている
  • 2. GLUT1(glucose transporter 1)陽性なことが他の血管形成異常などとの鑑別に有用
  • 3. 生後まもなくは毛細血管拡張性の紅斑(平坦)だが、3〜6ヶ月の経過で隆起性の腫瘤となる
  • 4. 治療としてはHbに吸収される色素(Dye)レーザー療法が用いられる
  • 5. βブロッカーであるプロプラノロール内服も行われ、副作用として"低血糖"や低血圧、徐脈がある

関連問題

選択問題25:解答 4

STS遺伝子変異により発症するX連鎖性魚鱗癬(STS-sEDD)では硫酸コレステロールの分解ができず、角質細胞の剥離遷延が生じる→4

  • 1. ケラチン1:表皮融解性魚鱗癬(KRT1-nEDD)の原因となり、組織学的に顆粒変性が見られる。とくに掌蹠の角化が強いのが特徴
  • 2. ケラチン10:こちらも表皮融解性魚鱗癬の原因となる分子。掌蹠は侵されないことが多いが個人差はある
  • 3. フィラグリン:尋常性魚鱗癬(FLG-nEDD)の原因分子で、常染色体半優性遺伝をとるのが特徴。日本人アトピー性皮膚炎患者の約25%でも遺伝子変異が見られる
  • 4. 硫酸コレステロール:X連鎖性魚鱗癬の原因分子で、尋常性魚鱗癬との鑑別が重要
  • 5. トランスグルタミナーゼ1:周辺帯形成に関与する葉状魚鱗癬(TGM1-nEDD)の原因分子。(先天性魚鱗癬様紅皮症の原因となる場合もある)

魚鱗癬の病型と原因遺伝子は頻出。ただ魚鱗癬や掌蹠角化症は近年表皮分化疾患(EDD)に病名が変更され、原因遺伝子名を付すようになってきているため今後はこうした出題も減るのかもしれない

関連問題

選択問題26:解答 4, 5

天疱瘡の治療導入期における併用療法として、即効性が期待できる治療は血漿交換療法と免疫グロブリン療法(IVIG)→4, 5

治療導入期はステロイド内服(PSL1mg/kg/day)を基本としつつ、重症例では免疫抑制剤・IVIG・血漿交換・ステロイドパルス療法などを併用する

免疫抑制剤は血中自己抗体を減少させるまでに時間がかかるため(1〜2ヶ月)、即効性はなくステロイド減量時の再発予防効果・ステロイドの早期減量効果を期待しての使用になる

  • 1. リツキシマブ:抗CD20抗体製剤で、自己抗体を産生するB細胞がターゲットとなる(→B細胞が除去されて抗体産生が低下)。効果が認められるまでに2〜4週間かかる
  • 2. アザチオプリン:免疫抑制剤の中で天疱瘡に対してはもっともよく用いられる。NUDT15コドン139多型によって副作用発現頻度が異なるため、用量決定に役立つ※
  • 3. シクロスポリン:アザチオプリン同様に用いられることがあるが即効性はない
  • 4. 血漿交換療法:ステロイド内服で不応の場合に追加で行われるが、IVIG直後に行うことは通常避ける場合が多い(投与したばかりの高価なグロブリン製剤を血漿交換で除去してしまうのは…という発想から)
  • 5. 免疫グロブリン療法(IVIG):血漿交換療法と同様にステロイド内服で不応性の場合の追加治療として行われ、投与が簡便なことが利点

※ただし天疱瘡に対して投与する場合、NUDT15遺伝子多型検査は保険適用外なので注意

関連問題

選択問題27:解答 2

小児の鼻背で陥凹する皮疹が見られ、拡大傾向なことから限局性強皮症を考える

進行すると骨欠損をきたすことがある→2

限局性強皮症

皮膚に限局して皮膚硬化をきたす疾患で、前額部に生じる剣創状強皮症(→瘢痕性脱毛症の原因になる)などが含まれる。

症状が深部におよぶと筋萎縮や骨成長障害をきたすことがある

全身性強皮症(SSc)とは異なり、レイノー症状や内臓病変はきたさないことが特徴

全身性強皮症の中で、皮膚硬化が肘関節までに限局する「限局性皮膚硬化型全身性強皮症(lcSSc)」がある。名前が紛らわしいが別疾患なので混同に注意

  • 1. 白内障:剣創状強皮症では約15%に眼症状を合併するが、ぶどう膜炎が多い。白内障はアトピー性皮膚炎やWerner症候群で合併がみられる
  • 2. 上顎骨欠損:限局性強皮症の合併症として骨障害をきたすことがある
  • 3. 下垂体腫瘍:ACTH産生腫瘍(Cushing病)では中心性肥満や多毛が見られる
  • 4. レイノー現象:限局性強皮症ではレイノー症状は認めない。全身性強皮症(80%以上)やMCTD*、クリオグロブリン血症等で見られ、とくにlcSScでは皮膚病変に先行する。カルシウム拮抗薬等が治療に用いられる
  • 5. 口腔扁平苔癬:Wickham線条が特徴的。瘢痕性脱毛症の鑑別として重要

*MCTD = 混合性結合組織病

関連問題

選択問題28:解答 5

特発性後天性全身性無汗症(AIGA)に関する出題

無汗・低汗領域が全身の75%以上の場合、指定難病制度による医療費給付対象となる→5

  • 1. 10〜20代の若年者に多く、"男性が9割"を占める
  • 2. しばしば"冬季に悪化"し夏季に寛解する例が存在する。発汗刺激を促進する夏季に改善しやすいと考えられている※
  • 3. ステロイドパルス療法が治療としては最も有効だが、発症から時間が経過した場合などの"無効例も存在"する。また有効例でも再燃する場合がある
  • 4. 血清CEAは病勢を反映するという報告があるが、診断基準には"含まれない"
  • 5. 温熱発汗試験での体表面積に占める無汗・低汗領域によって重症度が分類され、75%以上だと重症になる。重症以上が医療費助成の対象

※このためステロイドパルス療法の効果も春〜夏のほうが高いとされる(J Dermatol. 48(3), 271-278, 2021)

関連問題

AIGAについては頻出のため下記にまとめた

220421-AIGA
特発性後天性全身性無汗症(AIGA) 診断基準・重症度分類

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選択問題29:解答 2

医薬品副作用被害救済制度についての出題

対象症状は重症型の薬疹に限られない→2

  • 1. 副作用による健康被害者(ないし遺族等)が給付請求を行う。医師はこの請求に必要な診断書等の作成が業務
  • 2. 請求事例の中では「皮膚及び皮下組織障害」が例年最多を占めているが、「紅斑丘疹型薬疹」など重症型薬疹でないものも含まれる。また薬剤性肝機能障害なども対象となる。
  • 3. 給付金は医薬品等の製造販売業者等からの拠出金と厚生労働省の補助金で賄われている
  • 4. 「医薬品等の使用目的・方法が適正であったとは認められない場合」は給付対象外になる。家族の薬は本人に対して処方されているわけではないので、適正な使用目的とは言えない
  • 5. リンパ球刺激試験(DLST*)等は偽陰性も存在するので、陽性が必須とは言えない。そもそも被害者を救済するという制度趣旨から考えると申請に強い制約を設けるのは妥当とは言いづらいところ(申請した結果却下される可能性はもちろんあるが)

*DLST = drug-induced lymphocyte stimulation test

関連問題

選択問題30:解答 1

生後4日の女児で、四肢に水疱・紅斑が見られ組織学的には表皮内全体の水疱・好酸球浸潤が目立つことから色素失調症を考える→1

同疾患については下記参照

230103-incontinentia-pigmenti
色素失調症 (Bloch-Sulzberger症候群) まとめ

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新生児の水疱性病変で好酸球浸潤が目立つものとして、色素失調症と新生児中毒性紅斑が挙げられる

亜鉛欠乏症の組織像は壊死性遊走性紅斑に類似することがある

  • 参考書籍:あたらしい皮膚科学 第3版 p398(1)/514(2)/323(3)/239(4)/243(5)
  • 参考書籍:皮膚科学 第11版 p588(1)/833(2)/470(3)/327(4)/330(5)

関連問題

色素失調症は頻出のため上記カード内の記事でまとめた

選択問題31〜60は下記

2025-Specialist-2
令和7(2025)年度 皮膚科専門医試験 過去問 解答解説 選択問題31〜60

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