今日の勉強内容
今日はなつやすみの宿題、整形外科ポリクリノートをついに提出して参りました。これで試験が受けられる…!のはいいけど、まだほとんど過去問見てません。とりあえず先にQBを終わらせようと奮闘中
ただ今日はそのQBもあまり進まず、現在全体の6割程度の進行度です(去年ポリクリで回ったときに1周目問題を解いているため多く見えます)。
旅行の準備をしていたり、髪を切りに行ったりしていたので仕方ないか。こういう日もありますよね
とりあえず明日から旅行なので、ここ最近書いてきたこの勉強記録もお休みします。ただノートPC(MacBook Air Mid 2011)を持っていく予定なので、何かしら更新はするかもしれません。
旅行は九州方面へ2泊3日の予定です。最近天気が悪い日が続いてますが、晴れてくれるとありがたいところです
以下は今日の勉強ノート
下肢の疾患
特発性大腿骨頭壊死
症状
- 青壮年期に発症する
- 運動時に股関節痛を自覚し、安静時には軽快する(病初期)
- 過半数は両側性
※特発性大腿骨内顆壊死(つまり膝の部分):高齢女性に多く、夜間痛が強い
検査
壊死した部分はX線で帯状硬化像、MRIで帯状低信号(band pattern)、骨シンチグラフィではcold in hotを示す
→やがて大腿骨頭の圧壊変形が生じ、二次性変形性股関節症の原因となる
source:難病情報センター | 特発性大腿骨頭壊死症
帯状硬化は壊死により骨頭部で体重をささえきれなくなり、より下部の骨に負担がかかる結果として骨形成が生じるためこのように見える。
MRI T1強調像では壊死部が高信号、壊死分界部は低信号、周囲の正常骨組織は高進号となるためband patternとなる。
cold in hotは血流のない壊死部(cold)を、修復部位に相当する周辺部(hot)が取り囲んで生じる。
変形性関節症(OA)
病態
X線ではうつらない関節軟骨の摩耗による変性が生じ、そのためX線では関節裂隙が狭小化する。(Perthes病:大腿骨頭骨端症の逆)
その分関節面にある骨は負担がかかるため、骨化してX線で高吸収域を呈する。また骨に嚢胞が形成されることもある
股関節のOAは二次性のものが多く、そのため(OAにしては)若い年代で発症することもある。原疾患は発育性股関節形成不全・Perthes病・大腿骨頭すべり症・大腿骨頭壊死症など。
症状
- 運動開始時の痛みと安静で軽快する点が特徴
- 関節液が貯留するが、炎症性ではないため白血球は少なく透明。粘稠(ねんちゅう)度は高い
- 膝関節OAにおいては、痛みのため大腿四頭筋が廃用性に萎縮する
治療に関節内へのヒアルロン酸やステロイド注射がある。