台風も来ており雨の日が続きますが、毎週火曜日は週に一度の運動日(テニスをする日)。2週連続で雨のためテニスもお休みになっていましたが、今日は屋内コートが取れたので無事にできました!やっぱりたまには身体も動かさないとね
さて先日、MECのビデオ講座に「第109回内科問題解説講座」が増えていました。大学で国試対策委員の人からテキストも頂いたので、これもやっていかないとなーという感じ。今のところ、内科の卒試の前にやる計画です
これまでMECで内科の講義をしていたDr.穂澄がいなくなった後、誰が内科の講義をするのだろうと思っていたのですが、MEC模試でWEB解説講座を行っているDr.渡が担当されているみたいです。WEB解説動画を見たときは解説が丁寧で良かったので、今回の講座も期待ですね
MEC模試といえば本日付けでMEC夏模試のWEB成績表が更新され、私のデータも反映されていました。取り急ぎ総合成績のみ載せておきます(詳細は別記事で書く予定)
一応前回のMEC春プレ模試よりは得点率が高かったようです。最も臨床問題が改善、一般問題はやや悪化で相殺されそうですが。
150909追記:記事にしました
2015年度 MEC夏模試 WEB成績表 | それいきノート:医学生編
今日の勉強内容
次に行われる卒試は老年内科ですが、その次の泌尿器科までもあまり時間がないため、今日はMEC泌尿器科の復習(2周目)を終わらせました。内容としては5コマなので整形外科(4コマ)より多いのですが、泌尿器科の方が疾患の数自体は少なくて取っつきやすい…かな?と感じました。
ちなみに今日泌尿器科を勉強したのは、明日我がポリクリ班初の勉強会(泌尿器科)があるというのも理由だったりします。しかし初回から台風直撃予定だし、方向性も大して決まってないし、で前途多難なよかんだ…
以下は今日の勉強ノート
前立腺肥大・前立腺癌
- PSAは50歳以上の男性は年に1回測定した方が良い
- 超音波が鑑別に有効:癌は外腺(辺縁部)から発生するため、経直腸エコーでプローブに近いところに見られ低エコー。肥大は内腺(移行部)に生じるため、経直腸エコーではプローブから遠いところになる。
- 前立腺の大きさは通常クルミ大
前立腺肥大 病態と治療
アンドロゲンが5α還元酵素によって変換されるDHT(ジヒドロキシテストステロン)が前立腺の肥大を引き起こすとされる。
治療薬:α1阻害薬(副作用に起立性低血圧,即効性あり第一選択)・抗アンドロゲン薬(血中男性ホルモン低下により性機能障害を起こす)・5α還元酵素阻害薬(血中男性ホルモンを減少させない)
薬で無理な場合は経尿道的前立腺切除術(TUR-P)
前立腺癌
アンドロゲン依存性に増殖するため、ステージDでは去勢やGnRHアゴニストを利用した内分泌療法が有効。化学療法はあまり行われない。
ただし長期間の経過ではホルモン療法抵抗性となり、CRPC(castration resitant prostate cancer)と呼ばれるようになる。これは前立腺癌細胞内でのアンドロゲン合成能が亢進し、組織内でアンドロゲンが上昇することが原因とされる。この場合はドセタキセルが使用される。
精巣腫瘍
絨毛癌:hCG上昇、奇形腫やセミノーマでは腫瘍マーカーなし
セミノーマは病理組織において淡明細胞を認める
source:16.男性生殖器 (4)精上皮腫(胚細胞腫)|病理コア画像
治療:高位精巣切除術(播種を防ぐため、鼠径管レベルで精索も含めて切除する)を行う。セミノーマなら放射線も効きやすい