今日の勉強内容
いよいよ最終章となった国試サマライズ(MEC)の循環器に挑む。循環器はそこそこできると思ってたけど全然解ってなかったので、ちょっと悲しい。とくに心不全とか、単一の疾患ではなく病態なのでちゃんと考えないとどうしようもないですね。
以前買った「極論シリーズ」の循環器内科は重要な部分を”極論”でまとめています。極論とは前書きによるとなにはともあれこれを抑えておけばその循環器疾患の実態をつかみやすくなる一言
とのこと。感染性心内膜炎なら「感染性心内膜炎を疑うには、発熱と心雑音で事足りる」みたいなものですね。
全体としては”極論”も使って病態の説明をしつつ、それを基とした現場での判断や治療についても触れられています。勉強の際に教科書だけを読んでいるとどうしても羅列的になりがちなので、どういった考えに基づき治療方針を決定しているのかが書かれているのは参考になります。書かれている内容としても、簡単すぎず難しすぎずでポリクリ中の学生〜初期研修医くらいまで通用するレベルなのではないでしょうか。
ただしさすがにこの時期にゆっくり読んでいるほどの余裕もなかったため、心不全やAMIなど気になった部分に軽く目を通す程度に留まりました。これは良い本だと思うので初期研修でローテートする時に読もう
循環器の後は必修(Z)をQBオンラインで50問ほど解きました。50問で2時間弱というのは自分としてはかなり速いペースです
必修問題のRTA(リアルタイムアタック)に挑戦するDr.穂澄の動画。さすがに解くだけで全く解説を読まないのはムリですが、方針として参考になる部分はあるのかなと思います。