それでも生きていかざるをえない

それいきノート:皮膚科編

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麻酔科の教科書(医学生向き)

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私の大学では6年生は2つの診療科を選んで、それぞれ7週間(←長い)実習する方式になっています。自分は麻酔科と精神科になっていたのですが、そのうち前半の診療科である麻酔科が終了しました。

ついでに麻酔科の卒業試験も先日終わり、もう当分麻酔科の勉強をすることもないだろうと思ったので麻酔科の教科書について書いてみようと思います。

※なぜかポリクリの一環ということで、神戸で開かれた日本麻酔科学会にも参加してました

150615-JSA2015

第62回日本麻酔科学会

(国試の)勉強するとき向け

TEXT麻酔・蘇生学

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麻酔科は国試にあまりでないこともあってか学生レベルで使える本は少なく、そこそこ詳しく書いてあるのこの「TEXT 麻酔・蘇生学」か標準麻酔科学のどちらかくらいだと思います。

脱分極性筋弛緩薬と非脱分極性筋弛緩薬の違い、麻酔薬の作用機序など、どちらかというと基礎医学的な内容まできちんと解説してあるので、座学で麻酔について学ぶには良い本だと思います。

また麻酔科領域では最近使われるようになった薬が多い(ロクロニウム:2007年・スガマデクス:2010年・デスフルラン:2011年など)のですが、この本は2014年に改訂されているためそれらの薬についてもちゃんと記載されているのはありがたいところ。

実習向け

麻酔科研修チェックノート

研修医の先生がだいたい持っている本がこの「麻酔科研修チェックノート」
上で紹介したTEXT麻酔・蘇生学に書かれているような知識は、テスト的には重要だと思いますし、実際に麻酔をかける上でも当然持っておく必要があります。

しかし現実では「実習しててもプロポフォールとロクロニウムしか見たことないぞ…」という状況になりました。チオペンタール?サクシニルコリン?それどこで使ってるの?

また麻酔科といえばルートやAライン、挿管から経食道エコーと色々な手技があります。それらについてもTEXT麻酔・蘇生学は弱い。

そうした実際の実習の際便利なのがこの麻酔科研修チェックノートです。
術前回診で聞くべきポイントや、導入の際の手順がコンパクトにまとめられていてオペ室でも参考にしやすい。また手技についてもページを割いて説明がされており、何を準備してどのような順番で行うかが解りやすい。

またサイズがコンパクトなためスクラブや白衣でも持ち運びやすい、そして何より3500円と(医学書にしては)とてもリーズナブルな値段。研修医の先生がだいたい持っているのも頷けますね

麻酔科研修ノート

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名前は上の本と似ていますが、こちらの方がサイズが一回り大きくページ数も分厚いです。サイズが大きいこともあって正直白衣に入れて持ち運ぶには向きません。

ただ麻酔科研修チェックノートが弱い「この術式の手術では何に注意して麻酔をかければ良いのか」が割と詳しく書かれているので、入るオペが決まった後に予習で読んでいました。科や術式によって麻酔で注意することも結構違うので、そうした各論を学ぶ上で良い本だと思います。

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