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それいきノート:皮膚科編

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【ノート】腸管感染症について

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ある疾患についての勉強をしていて(特に国家試験の勉強をしている時)、自分が知らなかった内容をノートにまとめることがよくあります。

これまでは紙のノートを使っていたのですが、最近はそれに加えてEvernoteを使ってまとめるようになりました。Evernoteだと図示しづらいという欠点はありますが、検索性が高いため、後から調べたいときには便利です。あとテキストデータなのでコピペが容易です…ので、その内容をこのブログにも書いてみようかなと思いました。

注意点

  • 私は学生であって専門家ではないので、記載内容が間違っているかもしれないです
  • もともと自分のために作っているので表現が省略されているところがあります
  • 情報源は基本的に「病気がみえるシリーズ」「朝倉内科学」「イヤーノート」「クエスチョンバンク(QB)の解説」です。画像はこれらの本、もしくはWEB上から引用させていただいています

Campylobacter jejuni

生態

グラム陰性桿菌であり、らせん状の形態。潜伏期は2〜3日
家畜やペット類の腸管内で保菌されている←EHECと同じ
原因としては(鶏肉以外に)生乳もある

治療:重症時はマクロライド系(エリスロマイシン)を使用することもある

症状

GBSの先駆感染となることがある。GM-1ガングリオシドがC.jejuniの外膜リポ多糖体と共通する構造を持つ(交差抗原性)ため、カンピロバクターに対して産生された抗体が、GM-1ガングリオシドも攻撃してしまう

★GBSの先駆感染
カンピロバクター・マイコプラズマ・CMV(・EBV)

EHEC

小児ではHUSの90%、成人でも50%の原因となる。
早期のホスホマイシン投与でHUSへの移行を阻止出来るとする意見もあるが、一般的には抗菌薬の投与は無意味と考えられている。

※HUS
EHECが産生するベロ毒素(別名ST:shiga-like toxin)が、腎の血管内皮や尿細管に存在するベロ毒素の受容体に結合する結果、血管内皮障害が生じる。
成人では膠原病や薬剤性、悪性腫瘍をベースとして血管内皮障害が起こって生じるHUSも多い(つまり残り50%?)

血管内皮障害が生じ、そこで血栓が形成されるのがキモ。そこにRBCがぶつかって破砕赤血球が生じる

その他

・ボツリヌス症

下位モーターニューロン(LMN)や副交感神経からのAch放出を阻害する→脳神経Ⅲ(副交感神経成分を含む)の障害により眼瞼下垂や散瞳が生じ、また呼吸筋の弛緩性麻痺が生じる
↔破傷風ではLMNへの抑制性の信号入力がブロックされるため、強直性麻痺を呈する
乳児では腸内細菌叢が未発達なため、芽胞が腸管内で増殖してしまう

筋電図では高頻度反復刺激にてwaxing(漸増)となる
←病態としては重症筋無力症(MG)と似てる(ただしMGではニコチン性Ach受容体に対してしか自己抗体は生じず、副交感神経症状が生じない)

・アニサキス症

メトロニダゾールは無効←だからこそ、内視鏡的に取り除く
上部消化管だけでなく、小腸病変となることもある。この時は潜伏期間が胃よりも長く、保存的治療で軽快する。

  • 件数多いもの:ノロウイルス>カンピロバクター>サルモネラ属菌
  • 黄ブ菌による食中毒では発熱は稀
  • ロタウイルスは最近ワクチン(飲むやつ)が出来たが定期接種には入っていないし、合計で3万円と高い
  • 食道カンジダはAIDS関連疾患の一つ(真菌なので細胞性免疫低下時に発症しやすい)
  • 膿粘血便は大腸の広範囲にびらんや潰瘍がないと生じないため、潰瘍性大腸炎やクローン病で生じる。感染症で生じることは少ない

★コメのとぎ汁様下痢を呈する疾患:コレラ・ロタ・ETEC(コレラ毒素と類似したLT:heat labile enterotoxinを産生)

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