先週はちょうど月末だったので省略してしまいましたが、今週の振り返りをしようと思います。
勉強
ポリクリ 血管外科
今週は外科週間1週目、ということで血管外科でした。見学した手術としてはこんな感じ(手洗いして入ったのは1件です)。
- 大動脈解離(StanfordB型)→ステントグラフト内挿術(TEVAR)+左総頸動脈-鎖骨下動脈バイパス
- 胸部大動脈瘤→TEVAR
- 腹部大動脈瘤→Y字グラフト
- 閉塞性動脈硬化症→大腿膝上膝窩動脈バイパス(大伏在静脈使用)
- 下肢静脈瘤→レーザー治療
やけに血管内治療が多く、血管外科というより循環器内科みたいな感じもしたりしなかったり。大学だからとか教室の方針とか色々あるんでしょうか
特によかった手術としては、皮膚科の実習で経験した下肢静脈瘤のレーザー手術が見えたのが良かったです。この手術方法は最近保険適用になったとのことですが、麻酔も局所麻酔だし1時間ほどで手軽に終わって素晴らしいなと思いました。
レーザー治療についての動画があったので貼っておきます。
QB
- P(産科):p1〜80
現在の進行状況(クリックで拡大します)
MEC
- 産婦人科完成講座:5コマ(終了)
MECの産婦人科完成講座がようやく終わったので、来週からはQBの問題を解いてアウトプットしていこうと思います。QB解くの1ヶ月ぶりくらいだ
その他
愛知県美術館で開催されているロイヤル・アカデミー展に行きました。
中日新聞:イベント情報:華麗なる英国美術の殿堂 ロイヤル・アカデミー展 愛知県美術館:(CHUNICHI Web)
ここ数年でターナー展(@東京都美術館)とかラファエル前派展(@森アーツセンターギャラリー)とかありましたし、イギリス画家が流行なのかなあと思ってみたり。
今回は作家に焦点を当てた展覧会ではなく、ロイヤル・アカデミーに焦点を当てた展覧会ということで、ロイヤル・アカデミーが成立した1700年代後半に活躍した画家の作品から1900年代の画家の作品まで幅広く扱われています。具体的にはターナーやカンスタンブルやゲインズバラ、ミレイなど。
ただカンスタンブルの作品は4点あった一方、ターナーやミレイの作品はそれぞれ1つしかなく、「ターナーからラファエル前派まで」というサブタイトルの割には作品が少なかったような気もします。特にターナーの作品は好きなので、1点しかなかったのは少し残念でした。
その他に”ロイヤル・アカデミー展”というコンセプトらしいと思ったのは、アカデミー展出品審査会を描いた絵や、アカデミーに入学した人が練習のためにスケッチした作品が展示されていたところ。所属していた画家の作品だけを展示するのではなく、どういった活動をしている組織なのかが伝わってきて良いと思いました。
ロイヤル・アカデミー展は4月5日まで愛知県美術館で公開されているので、興味のある方は是非。
そういえば今週末は第109回医師国家試験が実施されているのでした。来年の今頃は試験を受けているわけか…焦っても仕方ありませんが、思った以上に近い未来ですね。