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それいきノート:皮膚科編

勉強日記 教科書レビュー

外科の勉強を始める試験2日前

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今日の勉強内容

151107-Study

151107の勉強時間:5時間26分

昨日始めた公衆衛生講座(MEC)を1コマ視聴。今日は疫学の分野でした。

疫学は公衆衛生の中では一番理論的というか、理解しておけば得点が取れるジャンルだと思います。またQBに掲載されている正答率を見る限りでは、疫学の計算問題では割と差がついてるみたいです。

そして臨床医学的にも、研究デザイン(コホート研究や症例対照研究)は論文を読んで議論をするときに大事なところ。医局で行われている論文抄読会とか、若い先生が突っ込まれてるのはだいたいこの辺ですよね…

また疫学では感度・特異度も、検査結果を解釈する際にとても大事。学生のうちはどうしても疾患と検査結果を直線で結んで覚えてしまいがちだけど、それじゃ現実には対応できないと思います。例えばシェーグレン症候群で有名な抗SS-B抗体、疾患特異性は高くてもこれが陽性になるシェーグレン症候群は全体の30%しかないんだとか。検査が陰性でも全く否定できない、そんなことも普通にあるわけです。現実って難しい


そんな公衆衛生の後は明後日に迫った外科卒試の過去問対策を始めました。しかし今日は髪を切りに行ってたら全然勉強出来なかったので、明日頑張らないとマズいなーという感じです。

ちなみに外科の教科書ですが、1冊も持っていなかったのでこの機会に標準外科学 第13版を買いました。

標準外科学 (Standard textbook)
加藤 治文
医学書院
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腹部外科を始めとして心臓血管外科・乳腺外科・呼吸器外科・小児外科と、脳神経外科を除く一通りの外科はカバーされています。完全に余談ですが、自分の大学でも脳神経外科だけ別枠で卒試がありましたし、脳神経外科は歴史的に他の外科と別扱いされることが多いみたいですね。

戦前わが国でも欧米諸国と同様に脳神経外科手術は一般外科の教授たちにより散発的に行われてきた。

戦後、脳神経外科の学会を作ろうという機運が熟し、1948年(昭和23年)5月に(中略)日本脳・神経外科研究会を結成し、翌5月4日に正式に第一回総会が新潟大学の講堂で開かれた。

source:歩み・沿革|一般社団法人 日本脳神経外科学会

話はもどって標準外科学。術式について図解で掲載されている点は役に立ちますが、外科の本といいつつ割と総論的・内科的な要素が多いような…例えば胆石の種類とか、ウイルス性肝炎についてなどです。もっとも内科の本にも簡単ながら外科のことは触れられていますし、内科と外科は表裏一体の関係ということかもしれません。

なお実際の手術における手順(どの血管を処理するかなど)については全く触れられていないので、オペ前に局所解剖を学ぶような本ではありません。

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