国家試験の総論(とくに一般問題)対策をしようということで、以前穂澄先生が動画で宣伝していたmedu4.comの一般問題直近5年分まとめをやることにしました。
ここに分類されている問題自体は、MECの臓器別完成講座テキストでいうところの「○○の基本(消化管、肝胆膵…)」に分類されるセクションの問題と傾向は同じ。つまり解剖・生理に近いタイプの問題が集められています。
medu4.comで解く場合は直近5年分だけなので量が少なく、気軽にトライ出来るのは良いところだと思います。ただ一方で、サイト上ではチェックボックスなどが無いのは残念…繰り返し学習という意味では、一度ページを保存してPDFにしてから書き込むか、もしくは紙にプリントアウトしてからやった方が良さそうです。
今日の勉強内容
今日も第3回TECOM模試復習の続き(Eブロック〜Gブロック)。とりあえず明日には終わりそうなので、明後日からMEC冬模試を始めることが出来そうです。
今日の勉強ノート
模試の復習をしていて勉強になったことのメモ。
- 閉じ込め症候群:橋腹側の梗塞によって生じる。中脳に中枢を持つ垂直眼球運動のみが保たれる状態
※水平運動は橋レベルにあるⅥ脳神経が関与するので、完全には保たれない - BSMA(球脊髄性筋萎縮症)はトリプレットリピート疾患だが、X染色体上のアンドロゲン受容体の異常が原因のため男性にしか発症しない。一方SMA(脊髄性筋萎縮症)は常染色体劣性遺伝
※生まれつきフロッピーインファントを呈するほど重症な疾患では、子孫を残すのは難しい - 白髪染めに含まれるパラフェニレンジアミンは、接触性皮膚炎の原因となることがある
- 子宮体癌は早期から卵巣転移をきたすことが多く(Ⅰ期で5%・Ⅱ期で10%)、卵巣癌との重複もあるため、基本的に卵巣(付属器)切除を行う。
一方早期子宮頸癌では卵巣転移が少ない(Ⅰa期で1%)ことから、積極的な切除は行わない。
・子宮癌と卵巣転移について
- 子宮頸癌に対する卵巣温存の適応と限界
- がん診療ガイドライン│子宮体がん│治療ガイドライン