本日、2015年度の初期臨床研修マッチング結果発表が行われました。マッチング参加者は医師臨床研修マッチング協議会 -Japan Residency Matching Program-のサイトからログインすると、結果をみることができます。
以下は色々な資料がある厚生労働省のサイト。
- 第一希望でマッチした人が80%、第三希望まででマッチした人が全体の97%
- 希望順位1位は臨床研修病院(市中病院)が59%
- 参加者が登録した研修プログラムの数は平均2.85個
- 大都市部のある6都府県(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県)を除く道県における内定者の割合は、57.4%(平成26年度56.5%)
…などなど、興味深いデータが書いてあります。リンク先のPDFファイルには各プログラムの充足率なども書かれているので、来年以降マッチングを受ける方も参考にどうぞ。
しかしもうずっと言われていることですが全体的に市中病院、とくに都市圏の中〜大規模の市中病院に人気が集中していることが解りますね。
個人的な意見ですが、同期が3人程度と少ない環境で研修するよりは、10人くらい居る方が心理的にはラクかなと思います。少ないと相性が合わないときに大変そうだし。医学生の中にも同じような考えの人が多いのではないでしょうか。
全然関係ない話ですが、今日はプロ野球のドラフト会議。あれは基本的に球団が選手を指名するので、選手の側には球団選択権はありません。それを考えると「学生の側の希望が最大限優先される」マッチングというシステムはなかなか良いのかも?と思ったのでした。
自分も無事にマッチングすることができました。登録した病院数は市中病院3個(大学病院1個は受けたが未登録)なのでちょうど平均くらい。
まだ研修が始まるまでは卒試や国試の壁がありますが、とりあえずこれで一安心ですね。
今日の勉強内容
今日はマッチングの結果発表でしたが、どうせすぐ繋がらないだろうと思って結果発表の14時にはアクセスせず。またメールが来て結果を知るのも嫌だったので、メールもシャットダウン。普通に勉強していました。
そして17時からはドラフト会議。3球団1位指名となった県立岐阜商業の高橋純平投手、工藤監督がクジを引いて見事にソフトバンクが交渉権獲得!とSBファンの私としてはめでたい展開。(一回クジ落としてヒヤヒヤしたけど!)
そして自分のマッチ結果を見てみたら無事にマッチングしていたので、喜びもより大きかったのでした。
さて、今日は勉強としてはQB F(免疫・アレルギー・膠原病)を終わらせました。
相変わらずとらえどころのない疾患がならぶ膠原病・血管炎ですが、とりあえず問題はある程度以上解けるレベルになれた気がします。それで良いのかと言われると微妙ですが…一応成書とされる朝倉内科学を読んでも微妙な記載ばかりだったので「現代の医学ではあまりよく解っていない疾患なんだな」ということを再確認した次第です(前も書いたかもしれませんけど)。
明日は消化管・肝胆膵の勉強をする予定。本当はQBも解きたいところですが、明日1日ではMECのテキストを復習するので精一杯ですかねー…なかなかタイトなスケジュールですが頑張りましょう