ソフトバンクモバイルの料金プランをより良いものに変更出来ないか、と思いホワイトプランとスマ放題を比較検討してみました(2017/09/12時点、料金は全て税抜きです)
結論としては現状のままホワイトプラン(i)+パケットし放題フラット for 4G LTEのまま維持することになりました。
※ホワイトプラン(i)はホワイトプランと同じ中身で、他スマホ用プランと区別のためi後ろに(i)が付いているものです。以下ホワイトプランと表記
自分の環境・データ通信量・通話料の確認
使用端末はiPhone7 128GB(2016/09購入)です。
マイソフトバンクから過去のデータ通信量が確認できます。具体的にはMy Softbankトップ>料金・支払い管理>請求情報の照会>請求書>請求明細と進んでいくと、確認可能。微妙にわかりづらい
2017/07 | 1.88GB |
2017/08 | 3.52GB |
何故か2ヶ月分しか参照出来ず。ただ8月は旅行に行ったりして結構使っていたので、2倍の7GBあれば十分でしょう。
なお通話料は毎月40円でした!通話機能は月に1分しか使っていないみたいです。使用用途はネット予約不可のお店を予約するときくらいです
ソフトバンクモバイルのiPhone用料金プラン
ソフトバンクモバイルの場合、料金プランと通信量によって月額料金が代わる仕組みです。料金プランは基本的に通話料のプラン。
プラン名 | 月額料金 | 特徴 |
---|---|---|
ホワイトプラン | 934円 | ソフトバンク同士で1時〜21時の間は無料 |
スマ放題ライト | 1700円 | 5分以内ならすべての国内通話料無料 |
スマ放題 | 2700円 | すべての国内通話料無料 |
上記該当以外は通話料がかかり20円/30秒です(国際通話は別)。
ただややこしいのが、この料金プランを決める時点で選べるデータプランもある程度固定されてしまうところ。
具体的には以下の通り。
- ホワイトプラン:パケットし放題フラット for 4G LTE(7GB)
- スマ放題ライト:データ定額5GB/20GB/30GB
- スマ放題:データ定額2GB/5GB/20GB/30GB
もし通信量上限以上の通信量を使用した場合、回線速度が極端に遅くなる(128kbps)ので、実用上は追加で追加データ量(1GB/1000円)を購入することになります。なお上でデータ定額20GB/30GBのものが「ギガモンスター」と呼ばれています。よく宣伝されているやつです
下記に一部補足
ホワイトプランにはパケットし放題 for 4G LTEというデータプランもありますが、月に15.5MB(少なすぎ!)を超えると同フラットより高くなる仕様のため、事実上除外。
またデータ定額プランには1GBのものもありますが、月月割が使用できなくなるため除外。データ定額2GBは”スマ放題”のみでのデータプランで、スマ放題ライトでは選択不可能。
料金プランの比較
自分の転送量を踏まえると、5GB〜7GB辺りの転送量のものが現実的です。なのでホワイトプラン(7GB)・スマ放題ライト(5GB)・スマ放題(5GB)の3つで比較しました。
プラン名+通信量 | ホワイトプラン(7GB) | スマ放題ライト(5GB) | スマ放題(5GB) |
---|---|---|---|
基本使用料 | 934円 | 1700円 | 2700円 |
ウェブ使用量 | 300円 | 300円 | 300円 |
パケット定額サービス | 5700円 | 5000円 | 5000円 |
合計 | 6934円 | 7000円 | 8000円 |
一応2GB・20GBのプランも比較してみます。
プラン名+通信量 | スマ放題(2GB) | スマ放題ライト(20GB) | スマ放題ライト(30GB) |
---|---|---|---|
基本使用料 | 2700円 | 1700円 | 1700円 |
ウェブ使用量 | 300円 | 300円 | 300円 |
パケット定額サービス | 3500円 | 6000円 | 8000円 |
合計 | 6500円 | 8000円 | 10000円 |
以下2017/09/13追記
たまたまですがこの記事を書いた翌日に、ソフトバンクからウルトラギガモンスターという新しいプランが発表されました。スマ放題(ライト含)で選択可能で、通信量は50GBで7000円というプラン。2017/09/22から導入され、ギガモンスター30GB(8000円)はこれを機に廃止になるようです。
家族や同居人と複数人で契約した場合、人数に応じて割引がある(下表参照)ため通信量が多い人が複数人いる場合(だいぶ限定的状況だとは思いますが)はメリットがあるプランとなります。
“ソフトバンク”から50GBのウルトラギガモンスターと家族1人あたり最大2,000円割引の「みんな家族割」登場! | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
スマ放題ライトで2GBがない点がポイントで、流石良く出来ているというか巧妙というか…通信量2GBであってもスマ放題の契約になってしまう分、月額6500円とそれなりの料金はかかるわけですね。
自分の場合、スマ放題(5GB)は高い上に通話をほとんどしないので除外。スマ放題ライト(2GB)もデータ通信量に不安が残るので除外。スマ放題ライト(20GB/30GB)は逆に通信量が多すぎ、その分月額料金が高いです。
よって最も考えやすいのはホワイトプラン(7GB)かスマ放題ライト(5GB)の二択です。この2つで維持費自体は大差ないので、「データ通信量7GBをとるか、5分以内通話無料をとるか」という二択に置き換えることが出来ます。
結局通話をほとんどしないので、前者のホワイトプラン(7GB)がベストという結論になりました。つまり現状維持ということです。
補足
スマ放題(ライト含)の5GB以上のプランでは、データくりこしという制度があります。つまり5GBのプランだったとしてもある月3GB使って翌月7GB使うという使い方なら、制限速度に引っかからずに使用出来ることになります(くりこしが出来るのは1ヶ月分のみ)。
source:[スマ放題/スマ放題ライト]「データくりこし」について教えてください。 | モバイル(FAQ) | サポート | ソフトバンク
まとめ
4行でまとめます
- データ通信量が多い→スマ放題/ライト(20GB)
- 通話が多く、データ通信量がそこそこ→スマ放題ライト(5GB)
- 通話が少なく、データ通信量もそこそこ→ホワイトプラン(7GB)
- 通話もデータ通信量も少ない→スマ放題(2GB)
以上4つを基本方針として、自分の通話料とデータ通信量を調べて検討するのがベストと思われます。以外に注意なのが通話料で、20円/30秒なので通話料次第で簡単にスマ放題ライト(5GB)>ホワイトプランになりえます。
またデータ通信量も500円/1GBなので、ホワイトプラン(7GB)で毎月追加データ量を買って使うような運用をするよりはギガモンスターの方がお得になりやすいです。
source:[ギガモンスター]どのようにお得ですか? | モバイル(FAQ) | サポート | ソフトバンク
自分の使い方としては通話をほとんどしないので、データ通信量が2GB多いホワイトプランの方が、スマ放題ライト(5GB)より優るという結論になりました。
自分が現在使用中の回線は、自宅用のネット回線(ソフトバンク光)+ソフトバンクモバイル+iPad mini4用(IIJmio プリペイド ※LINEモバイルに変更予定)の3つ。
いっそのことソフトバンクモバイルでギガモンスター等大容量プランを契約し、家ではテザリングを使用することで自宅用回線を廃止してしまえば安上がりではあります。
しかしBandwidth+というソフトで自宅での通信量を計算してみたところ、今メインで使っているMacBook Proだけでも1ヶ月で50GB以上の通信量があったので断念しました。動画サイトを見たり、DL版のゲームを買ったりするとあっというまに莫大な転送量が発生してしまいますね。
後は今回調べて思ったこととして、やはりスマホの料金プランは複雑ということ。今回は考慮していませんが、実際はここにセット割(ソフトバンクの家庭回線+モバイル回線契約で割引)等その他キャンペーンも絡んできます。
あまりスマホを使わない人でも契約時にスマ放題+ギガモンスターとか契約してしまうと月額1万円近くかかってしまうわけで、そりゃSIMフリースマホ+MVNOの人も増えますよ…と思った次第です。