iPad mini4(Wi-Fi+Cellular, SIMフリーモデル)のSIMカードを変更することになったので、格安SIM(MVNO)を比較検討してみました。
自宅ではiPad Proを使用しているため、このiPad miniは主に職場(ネット環境なし)と外出/旅行先で使用する端末です。
なおこれまで使っていたのはIIJmioのプリペイドタイプ(500MB 3ヶ月で1500円、2GB 3ヶ月で3000円)です。
月によって使用量の差があったため、とりあえずプリペイドで使用していました。しかし最近になって使用頻度が上がってきたこともあり、500MB/3ヶ月では厳しいので月額契約のものに変えようと考えました。
結論から言うと、DMMモバイルのデータ通信プラン1GBを新規契約することになりました。
転送量の確認
iPadでは設定>モバイルデータ通信>現在までの合計と進むと、通信量を確認可能です。ページ下部には「統計情報のリセット」という項目があり、これをタップすると数値をゼロに戻すことが出来ます。
自分のデータは2017/05/31にリセットしたもので、この時点で500MBのものを購入→さらに1ヶ月後に2GBのものを購入しました。
つまり2017/06で500MB使用、2017/07〜09月までで2GB程度使用ということになります。だいたい500〜700MB/月、余裕を見て1GB/月程度のプランが無難だろうと思い、比較することにしました。
プランの比較
時はMVNO戦国時代で候補は色々とありますが、料金面・速度面から以下3つ(DMMモバイル・LINEモバイル・イオンモバイル)に絞りました。それぞれデータプラン(SMSなし)・月額転送量1GBのプランで比較。
プラン名 | データ通信量 | 月額料金 | 解約手数料 | その他 | |
---|---|---|---|---|---|
DMMモバイル | データ通信SIMプラン | 1GB | 480 | なし | 料金の10%をDMMポイントでキャッシュバック |
LINEモバイル | LINEフリープラン | 1GB | 500 | なし | 料金の1%をLINEポイントでキャッシュバック |
イオンモバイル | データプラン | 1GB | 480 | なし |
ここで挙げているプランはいずれもデータ通信のみ(SMSなし)なので、ユーザー登録にSMS認証が必要なサービス(例:LINEなど)は利用できません。
もっとも、タブレット端末ではあまり使わない機能です(スマホ+MVNOで運用する場合は大事)。
その他、SIM契約時に登録事務手数料3000円と、SIMカード発行手数料(300円程度)が必要です。時期によっては割引キャンペーンなどもやっています。例えばDMMモバイルは〜2017/11/30まで登録事務手数料0円キャンペーン中です。
転送速度の比較
転送速度に関しては環境にも依存し、また時期により変動するものなのでなんとも言えませんが、毎月回線速度を測定されているサイトがいくつかあります。
いくつか見る限りではLINEモバイル≧DMMモバイル>イオンモバイルといった傾向のようです(2017/10時点)。
まとめ
- 料金に関しては3つとも大差なし
- 速度に関してはLINEモバイル or DMMモバイル
- LINEモバイルはLINE Payを利用するとクレジットカード不要で登録可能
結論としてはタブレット端末で使用する1GBのデータ通信プラン(SMS利用なし)ならLINEモバイルかDMMモバイルを選んでおけばほぼ間違いないと思われます。
まず料金に関しては、ポイントキャッシュバックも含めるとほぼ同等となります。DMMは10%キャッシュバックなので一見多いように見えますが、ポイント利用期間が1ヶ月しかなく使えるサービスも限られすぎているので使いづらい。一方1%しかないとはいえ、LINEポイントは1ポイントからLINE Payに交換可能で、現金に近い扱いが可能。
また格安SIMはいずれも月額料金支払制度のため、基本的にクレジットカードが必要です。ただしLINEモバイルだけは自社のサービスであるLINE Pay(非クレジットカード)を利用して料金支払を行うことができます。詳細は以下サイトに詳しいです
「LINE pay」をLINEモバイルの支払いに使う!クレカなし・口座振替・コンビニ払いの決済支払い方法: LINE MOBILE FAN
クレジットカードを使用する場合はどうしても個人情報が流出するリスクがあるので、それを避けたい場合はLINEモバイルが無難です。
最初にも書きましたが、自分は2017/11/30までDMMモバイルの登録事務手数料が無料というのに惹かれて、DMMモバイルのデータ通信SIMプラン 1GBを新規契約することにしました。