勉強日記

QB D(内分泌)終了!

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今日の勉強内容

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151017の勉強時間:9時間11分

昨日MECの内分泌のテキストの復習が終わったので、今日は問題演習ということでQB D(内分泌)を最後まで終わらせました。未演習問題が何問だったか正確にはわかりませんが、恐らく50問ちょっと。

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今回学んだこと

MECのテキスト部分だけ見返してから、QBの未演習問題(非1周目問題)を解くのが一番時間効率は良い。
ただし問題を解いていて少しでも解らないことがあったら、ちゃんと教科書に戻って勉強する。これをやらないと解らないところが曖昧なまま進んでしまうので

…ということで、明日〜来週はこの路線で神経・消化器(消化管+肝胆膵)・膠原病を終わらせようと思います。なんとか方向性は定まったきがする

以下は今日の勉強ノート


糖質代謝異常

劇症1型糖尿病では膵島関連自己抗体は原則陰性。なお急性なためHbA1cも上昇していない

α-グリコシダーゼ阻害薬とSGLT2阻害薬は機序的にインスリンと無関係なため、1型糖尿病患者への有効性も期待されている

グルカゴン負荷試験

グルカゴン負荷試験は血糖値を上昇させることを介して、また直接膵β細胞に作用することでインスリン分泌を刺激する。

このためインスリン分泌能を評価する検査として有効。糖負荷試験と比べ、インスリン分泌能が血糖値に左右されづらい(糖毒性の影響が少ない)というメリットがある。

糖尿病の急性合併症

糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)に対して、急に血糖値を下げると脳と末梢の血管との間で浸透圧差が生じ、脳浮腫をきたすことがある(血液透析後の不均等症候群と類似した病態)。
その他治療の合併症としてインスリンによる低K血症がある。

DKAは腹痛や嘔吐を主訴に来院することもあるので注意

ビタミン代謝異常

ニコチン酸(ナイアシン)

ニコチン酸の欠乏症状をペラグラと呼ぶ。症状は皮膚炎(dermatitis)・下痢(diarrhea)・認知症(dementia)で3つのD

葉酸欠乏

葉酸代謝拮抗薬であるメソトレキセートや葉酸代謝を阻害するアルコール、また抗てんかん薬(全般発作の際に使用)や双極性障害の治療に使われるバルプロ酸の内服により欠乏しやすい。葉酸欠乏は巨赤芽球性貧血や二分脊椎のリスクとなる

膵内分泌腫瘍

ガストリノーマの分泌刺激としてセクレチン(正常ではガストリン分泌を抑制するがガストリノーマでは刺激する)やCaがあり、これらを選択的に動脈内に注入することで腫瘍の局在を調べる。

※副甲状腺機能亢進症に伴う高Ca血症ではガストリンの分泌が促進されることから胃潰瘍を呈するのであった

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