皮膚科 皮膚科専門医試験対策

2023(令和5)年度皮膚科専門医試験 受験記録や試験日など

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2023(令和5)年12月3日に行われた皮膚科専門医試験を受験してきました

今後受験される方に役立つかと思い、当日の流れや持ち物などについてまとめておきます

皮膚科専門医試験 受験当日の記録や試験日など

受験日の流れ

皮膚科専門医試験受験当日の流れは下記の様になっていました

  1. 8時半〜9時20分:受付
  2. 9時30分〜:受験説明(これ以降教科書等参照不可)
  3. 9時40分〜12時10分:筆記試験
  4. 12時20分頃:解散

受付

受付は皮膚科学会講習会などと同じく、カードリーダーに会員証をタッチすると小さな紙の受付票がプリントアウトされるという仕組みです。同時にあらかじめ郵送されてきていた書類(コロナ対策の一環で当日の体調等についての簡単な問診票)を提出しました

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8時半開始でしたが開始時間直後はやはり人も多く、受付終了に10分程度かかりました。ゆっくり来た場合はあまり待ち時間はないと思います

席は受験番号によってあらかじめ決められており、下記のものがおいてあります

  • 受験上の注意事項
  • 筆記試験用マークシート記入方法
  • マークシート(左が選択問題, 右が記述問題)

名前と受験番号・所属支部を(試験開始後でなく)試験開始前に記載するシステムだったのが少し変わっているところかなと思います

受験説明が始まるまではフリータイムなので、教科書を読むなりお手洗いに行くなりして過ごしましょう

受験説明

筆記用具等以外は鞄にしまうよう指示があり、その後問題冊子(本文+附図)が配られます

受験説明は不正行為を疑われるようなことをしないように、などの一般的な内容

筆記試験

9時40分〜12時10分の2時間半が試験時間です。当日の問題修正が結構多く、問題冊子に正誤表が挟み込まれていました(2022年も同様だったのでおそらく毎年)

受験中は途中退室不可ですが、お手洗いは可能です。試験時間もそこそこ長いので、2割くらいの方は途中でお手洗いに行かれていたように思います

解散

12時10分になるとマークシートが回収され、確認が終わると試験終了です!

問題冊子と附図、受験説明用紙などは持ち帰ることが可能です

皮膚科専門医試験の試験日と会場

皮膚科専門医試験の試験会場や日程については、毎年微妙に異なっていますが2022年以降は当面12月開催が予定されています

年度 開催日 場所
2019 8/4 ベルサール日本橋
2020 11/8※ ベルサール日本橋
2021 11/7 京都国際会館*
2022 12/11 虎ノ門ヒルズフォーラム
2023 12/3 東京国際フォーラム

※2020はCOVID-19の影響で3ヶ月遅れ

*2021は東京オリンピックの影響で東京を避けて行われた

2024年については2024/12/15(日)に東京国際フォーラム、つまり今年と同じ場所で実施されることがすでに決定しています

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source:日本皮膚科学会>学会カレンダー

東京国際フォーラム

2023〜24年度の会場、東京国際フォーラムは東京駅と有楽町駅の中間地点にあります。東京駅から徒歩圏内なので、地方在住の方でもアクセスは容易です

東海道新幹線で東京へ向かう場合、進行方向左手側(皇居側)に見えるガラス張りの建物です

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試験会場は広めの会議室のようなところが2室貸し切られており、東京支部とそれ以外(東部・中部・西部)で部屋が分かれていました

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試験会場前日の様子, 当日は上のガラス張り部分はカーテンが降りていました

部屋の入口近く(後ろ側)にクロークがあり、受験者席は前に並んで着席する形になっていました

皮膚科専門医試験 当日の持ち物

  • ★日本皮膚科学会会員証
  • ★筆記用具(鉛筆/シャープペンシル, 消しゴム)
  • 時計(スマートウォッチ不可)
  • 飲み物(ペットボトルのみ可)
  • マスク
  • 勉強用の資料各種

★の2つは必須で、他は必須ではないけどあったほうが良いものです

時計

試験なので仕方がないのですが、スマートウォッチは不可となっています。自分は普段Apple watchしか使用しないので、わざわざ腕時計の電池を交換したのですが…

デジタル時計が複数のディスプレイに映し出されおり、結果としては不要でした。ただ試験会場によってはない可能性もあるので、準備していったほうが無難でしょう

電子機器(スマホ・タブレット等)

電子機器(スマホ・タブレット・スマートウォッチ等)は受付後に使えないという前情報がありましたが、結果としては受験説明が始まる直前まで使用可能でした

スマホやタブレット端末に勉強資料を入れている方も多いと思いますが、わざわざプリントアウトして紙書類を準備する必要はあまりないということになります。

ただ電子機器については試験開始前に電源を切り、専用封筒にしまう必要があります。最初から机の上においてある封筒は小さくスマホまでしか入りませんが、係員の方に頼めばタブレットやPCの入る大きな封筒をもらえます

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