医師国家試験および模試

2015年度 MEC夏模試 WEB成績表

2015年9月9日

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以前受験した夏メック模試のWEB成績表が出ていました。

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夏メック模試 | iCrip

受験した時のことは下の記事で書いています

ブロック別成績

A〜Iの各ブロックの成績です。

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全ブロック自己採点通りの結果だったので、マークミスはなかったようです。第1回TECOM模試では少し自己採点と違っていたので一安心

今回の目標としては「必修問題90%・その他(一般/臨床)80%」を掲げていました。これを下回ったのはCブロック(必修)の88.9%だけなので、おおよそ目標達成と言って良いでしょうか。ただ順位的にも必修問題の方が悪いので、まだ対策が足りていないということかもしれません。

Iブロックは解いていてかなり難しく感じましたが、得点率の割には順位が良いため、やはり難しいセットだったようですね。

総合成績

総合成績です。

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※実施期間は〜9月4日ですが、今後成績表を送る人もいるため順位は変動する可能性があります

とりあえずMEC6年春模試と比べると得点率が上がりました(合計で86.3%→89.2%)。とくに臨床問題の正答率が上がった(81.7%→90.0%)のは嬉しい。一方一般問題は下がっていますが、これは春模試のCブロック(一般問題)で運が良かっただけなので実力通りでしょう。だいたいQBとか解いてても臨床問題の正答率>一般問題の正答率となることが多いです。

順位に関してはあまり気にしていないのですが、尊敬する松岡修造さんが記録したATPランク最高位(46位)より良かったので頑張ったと思います。でも今は錦織が世界4位なんだよなあ…つまり3位以内にならなきゃいけないのか(困惑)

一般問題

一般問題の分野別得点率です。

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春模試と比べて公衆衛生がグッと増えました。その公衆衛生は何問か歯が立たない問題があったイメージでしたが、実は小児科の方が悪かったという結果に。
公衆衛生に関しては秋以降やっていくので良いとして、小児科はちょっと困った。最近ほとんど手をつけていない科目ですが、もう少しやった方が良いのかな?

臨床問題

臨床問題の分野別得点率です。

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こちらは小児科も比較的得点率が高め。全体としては内科はもう完成しつつある人が多く、一方マイナー科はまだそこまで手が回っていないという感じでしょうか。

自分の大学はマイナー科から卒試が始まるという変わった(?)風習のため、6年前期はマイナー科に偏りがちでした。そのことが上手く作用したのかなと思います。

必修問題

必修問題の分野別得点率です。

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産婦人科はレッドゾーン突入。ただ平均点も著しく低く、調べてみたところ臨床問題であるF-25(妊娠高血圧症候群の管理)の正答率が17%しかないことに起因するようです。…というかこれ1問間違えたら8割越えないね!

全国平均でも79.6%(<80%、つまり必修落ち)で、問題が難しかったのかまだまだ対策が立てられていないのか、とにかく全体的に出来ていなかったみたいです。

その他

「ガイドライン分類」という項目があり、自分が出題ガイドラインのどの分野で間違えたのかが解ります。

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春模試の時は「治療」が悪かったのですが、その後勉強の際に治療を気にするようになったせいか、今回は改善しました。一方今回は「病態生理」「症候」が悪い。この辺りが今後勉強を進める上でのポイントということでしょうか


今回は時間に比較的余裕のある夏模試ということで、一通り全科目の復習をしてから臨みました。その甲斐もあったのか、同時期に受験した第1回TECOM模試と比べて難しかったこの模試でも、一定の結果をだすことができました。

今回の模試も踏まえ、秋以降の課題としては必修問題・公衆衛生(+小児科)だと思います。来月以降は12月まで内科・外科・産婦人科・小児科の卒試が行われ、いよいよ卒試シーズンも本格化してくる中ですが国試の勉強もしっかりやっていこうと思います。

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